ヤマゴリです!
スノーボードをやっていると必ず直面する悩み・・・
それが、滑った後のブーツ(グローブ)の臭い!
中までビチャビチャになったブーツが翌週とんでもないことに!
誰もが経験するこの悩みに少しでも役立ちたい。
今日はブーツを臭わせないために行いたい3つのポイントを紹介します。
まずは臭いの原因について触れていきます。
臭いの原因、それは『雑菌の繁殖』です。
これは雑巾が臭うのと同じメカニズム。
雑菌が水分のある環境で増殖することが原因です。
雑菌は汗をかく場所に多く存在しており、特に密閉された環境では逃げ場がなく、その場に溜まってしまいます。
ブーツやグローブは雑菌が溜まりやすく臭いが発生しやすい環境と言えます。
水分が多く含まれる環境で、そこに雑菌を放置することで臭いが発生してしますのです。
一度雑菌が繁殖してしまうと強烈な臭いが定着し、そう簡単には離れてくれません。
そうならない為に、以下のポイントを押さえていきましょう。
『乾燥』これが9割程の比重を占めるほど大切です。
何よりまず、早く乾かすことを考えましょう。
いかに早く水分を抜いてやるかでほとんど決まります。
水分を抜く方法はいくつかありますが、ヤマゴリが行っているのは以下の方法です。
Ⅰ ブーツをパーツごとに分ける。(インナーとアウターに分かれているタイプのもの)
パーツを分けないと乾燥に時間がかかり、雑菌の繁殖が進んでしまいます。
Ⅱ タオルで可能な限り水分を拭き取る。
目で見て取り除ける水分は、先に拭き取ってしまえば乾燥の時間短縮につながります。
Ⅲ 除湿機をMAXにして乾燥
除湿機の設定を最大にして乾燥。可能であればなるべく小さな部屋で、室温も高いほうが好ましいです。
乾燥を始めてかなりブーツが乾いてきたかなというタイミングで除菌・消臭スプレーをかけます。
完全には乾ききっていないこのタイミングは雑菌が一番多くなっている時です。
一度臭いが発生してしまった場合はスプレーによる対策はその場しのぎとなってしまいますが、このタイミングでは臭いの予防として非常に効果的です。
全体にビチャビチャにならない程度にスプレーしてください。
室内で概ね乾燥が終了した後は、可能であれば日光に当てるために外へ出してあげてください。
日光には殺菌効果があり、残った雑菌を死滅してくれます。
雨や雪の心配がある場合は室内で窓際に置いておくだけでも効果がありますが、可能であれば風通しの良い室外が理想です。
いかがでしょうか。
臭いを発生させてない為にはまず何より乾燥が大切です。
ゲレンデから帰ったら何より初めに上記の方法を実践してみてください。
乾燥は時間との闘いです。
乾燥は時間との闘いと言いましたが、早く乾燥させてたいからとストーブの前にブーツを置いたりドライヤーの温風を吹き付ける方法はおすすめできません。
ブーツは様々なパーツに分かれており、プラスチックや皮の部分が温度の上がりすぎによって劣化してしまう可能性があるからです。
また、何よりサーモインナー成型のブーツはせっかく足に合わせたインナーの形が変わってしまう恐れがあります。
グローブであれば問題ないですが、ブーツは急がず、それでいて迅速に乾燥を行うように努めましょう。
臭いが発生してしまった場合など、インナーを丸洗いしてしまいたいのは分かります。
しかし、丸洗いはより臭いを強くする危険性を含みますので、最終手段と考えましょう。
基本インナー部分まで完全に水没状態ということには、余程の事がない限りならないでしょう。
そうなった場合は仕方ないですが、少しでも水分を含ませない為に丸洗いは避けたいところです。
ここまで濡れたブーツから臭いを発生させない為の方法を紹介してきましたが、臭い対策の真のポイントはいかにブーツを濡らさないかです!ブーツが濡れなければ臭いが発生することはありません。
ただ、スノーボードをやっていて完全にブーツを濡らさないことは不可能です。
ただし、濡れる範囲を少なくする対策は可能です。
サイズの合ったブーツを使用する、パンツでブーツをしっかりと覆うなど、濡らさないように対策を行うことも臭い対策の大きなポイントです。
今回はブーツ(グローブ)を臭わせない方法を紹介しました。
この方法を実践してからヤマゴリのブーツは全く臭っていません。
スノーボード始めた頃に悩まされ続けたブーツの臭い・・・
今では全く気にすることもなく楽しめています。
より快適なスノーボードライフの為にも、紹介したポイントを実践してみてくださいね!
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