ヤマゴリです!
4連休真っただ中。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
僕の地元もたくさん観光客が来ています。
コロナは心配ですが、せっかくなら少しでも地元が潤ってくれれば嬉しいですね!
経済も回さなければ多く人達が苦しむことになってしまいます・・・
バランスが大切なんでしょうけれど、難しい問題ですね。
今日はステッカーの貼り方を紹介します!
板をカスタマイズする方法の一つが『ステッカー』です。
同じボードでもステッカーを貼ることで全く違う雰囲気になります。
そして何より、オリジナリティーを演出することでマイボードに一層愛着が湧いてきます!
最近では様々な種類のステッカーが販売されています。
気軽にできるカスタマイズとして、挑戦してみたいと思っている方も多いと思います。
今日は、ステッカーを貼る際に失敗しない為に、気を付けておきたいポイントを紹介していきます。
ステッカーを手に入れよう
まずはステッカーを手に入れましょう。
ステッカーの種類は様々で、スノーボード関連の物であれば、各ブランドがロゴや今期のモデルデザインを模したものをリリースしています。
ショップで購入する方法や、ギアを購入した際に付属でついてくる場合もあり、手に入れる方法は様々です。
スノーボードに関係のないステッカーを貼る方法もあります。
メジャーな所では、エナジードリンク系の物はよく見かけますね。
こちらも入手方法は様々です。
本当に欲しいデザインは自身で製作する方法もあります。
こちらは専用の知識が必要となりますので、また機会があれば紹介したいと思います。
まずはお気に入りのデザインの ステッカーを手に入れる ことから始めましょう。
ボードにステッカーを貼る
ステッカーを手に入れたら、いよいよボードに貼っていきます。
ここからはポイントごとに分けて紹介していきます。
<デザインを考える>
まず始めに実際にどのようにボードに貼っていくかを考えます。
同じステッカーでも貼り方で雰囲気はまるで違ってきます。
ポイントは大きく二つです。
<ワンポイントで配置する>
少ない枚数を効果的に配置するパターンです。
主張が少なく元のデザインを壊すことがありません。
ステッカーの数が限られる場合や、デザインにプラスしてオリジナリティーを発揮したい場合におすすめです。
ポイントでステッカーが入ることで、こなれた雰囲気を演出することが出来ます。
<全体に貼っていく>
様々な種類のステッカーを全体に配置するパターンです。
ステッカーの主張が強く、ボードが全く別の印象になる場合があります。
ステッカーの量も必要となるため、少しずつ作り上げていく場合が多いです。
手に入れたステッカーの種類や量に合わせてパターンを考えます。
あらかじめステッカーを貼る位置をまとめてメモや絵にしておくと後で迷うことがなくなり、失敗が少なくなります。
<ボードを綺麗にする>
ステッカーを貼る前に、しっかりとボードを掃除しておきます。
ボードを綺麗にすることでステッカーをしっかりと密着させることが出来ます。
まずは汚れを落とすために、スポンジや濡れた雑巾でボードを拭きます。
食器用洗剤などを少しつけることでより綺麗に仕上げることが出来ます。
ここで汚れや油分が残っていると後々ステッカーがはがれてしまう原因になってしまいますので丁寧に行います。
油分に関しては特に注意が必要 なため、持っている場合は揮発性の溶剤(ホワイトガソリンや灯油)またはアルコールで拭きます。
掃除が終わった後は綺麗な雑巾でカラ拭きし、しっかりと水分を取り除いておきます。
これで準備は完了です。
<ステッカーを貼る>
いよいよステッカーを貼ります。
事前に想定した場所へステッカーを貼りつけます。
ここで注意したいポイントは以下の通り。
<一気に台紙を剥がさない>
ステッカーはシール面と粘着面を保護する台紙で構成されています。
貼り付ける際は台紙をめくるのですが、ここで 一気に全て剥がしてしまわない ように注意しましょう。
特に大きめのステッカーでは注意が必要です。
一気に大きな面を張り付けると中に気泡が入ってしまう危険性が高くなります。
貼り付ける際は、端から少しずつ貼り付けながら徐々に紙を剥がしていく ようにします。
<気泡が入っていないか確認する>
貼り付けた後は、気泡が入っていないか確認 します。
気泡が見つかった場合は作業途中であればその部分までめくり、改めて貼っていきます。
全て貼り付けた後に気泡が見つかった場合は注意が必要です。
無理に剥がしてしまうと端の粘着が弱くなってしまう場合がある為、ここでは触らないようにしましょう。
<しっかりと密着させる>
ステッカーを貼り終えたら、しっかり密着させるために上から圧力をかけます。
ゴムベラなど専用の道具があれば理想ですが、ない場合は平均に圧力のかかる道具を使ってステッカー部分を押すことで密着させます。
タオルなどを当てた上から指を使って圧力をかける方法も効果的です。
この時大切なのが、中央から放射状に押し広げていく ことです。
境目をボードからステッカーの方向に力を掛けると端が浮き上がってしまう危険性があるので注意が必要です。
この作業で小さな気泡やシワであれば無くなります。
大きな気泡は無くならない場合がありますが、その時はドライヤーなどの熱を当てることでステッカー自体が伸びてキレイに貼れる場合があります。
それでも上手くいかないときは、気泡の中心に針で小さな穴をあけることで中の空気が抜けて密着させることが可能です。
(穴から水分が入ると劣化の原因になる為、あとで紹介するコーティング剤を使用して穴を埋めることをおすすめします。)
ここまでできればステッカーを貼る作業は完了です。
スノーボード用のステッカーであればこのままでも問題ありませんが、より耐久性を向上したい場合は次の作業に進みます。
コーティング剤で耐久性を向上
スノーボード用のステッカーは防水加工が施されている場合が多く、ある程度の耐久性はありますが、通常のものの中には水に弱いものや耐久性の低いステッカーがあります。
スノーボードではボードが濡れてしまったり、ブーツとの摩擦でステッカーが剥がれてしまうリスクが高いため、ステッカーの耐久性を上げることで、長持ちさせることが出来るのです。
ステッカーの耐久性を上げる方法はいくつかありますが、コーティング剤で塗装する方法 がおすすめです。
使い方は非常に簡単で、ステッカー面に塗装して乾かすだけ。
コーティング剤の効果で、耐水性能がアップ する他、ボード面との段差が埋まることで引っ掛かりを軽減し、剥がれにくくする 効果もあります。
ステッカーを長持ちさせたい場合は行っておくことをおすすめします。
ステッカー コーティング剤 5ml
ステッカー コーティング剤 50ml
枠外カット
ここからはステッカーを加工する際の技術について説明します。
まずは枠外カットです。
大きなステッカーの場合、あえてすべてをボード内に納めるのではなく一部をボードの外に出すようにカットすることでスッキリ見せる方法です。
この時、ボード枠ギリギリの所でカットしてしまうとシール面が雪面と触れることで剥がれやすくなってしまいます。
外枠に出すように配置する場合は、ボード枠から 1mm~2mm 程余白をあけてカット することで耐久率を上げることが出来ます。
重ね張り
ステッカーをたくさん貼る場合、ステッカーを重ねて配置したい場合があると思います。
ステッカーは重ねることで段差も多くなり厚みも出てしまい耐久率が落ちてしまいます。
上から貼るステッカーが重なるポイントが直線の場合は、下に貼ってあるステッカーをカットしておく ことで段差を少なくすることが可能です。
しっかりと重なる位置を確認した上で定規を当ててカッターなどを使って丁寧にカットしていきましょう。
ただ、ボードを傷つけてしまう可能性がある為、難しいと思う場合は無理に挑戦しないことをおすすめします。
そんな時は重なる部分に先に紹介した コーティング剤を塗っておくだけでも効果がある のでこの方法をおすすめします。
3枚4枚と重ねるとどんどん耐久率は落ちるので、重ね貼りはほどほどにしておきましょう。
今回はステッカーカスタマイズの方法について紹介しました。
ステッカーは自分好みのマイボードを作るには持ってこいの方法です。
予算もそれほどかからず、他との差別化が可能なので、目立ちたがり屋さんには是非挑戦してもらいたいですね!
ステッカーを貼っているだけで「ちょっと上手そう」に見える点もポイントです。
それに見合う乗り手に慣れるように頑張れますしね!笑
失敗しないステッカーの貼り方、是非参考にしてみてください。
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