スノーボードのエアートリック【グラブ編】!基本の4種類!

スノーボードのエアートリック【グラブ編】!基本の4種類!



 

ヤマゴリです!

 

世の中は大型連休に突入しております!
しかし、今年の大型連休はコロナの影響で人が少ないこと少ないこと。
僕の住んでいる田舎でさえも毎年この大型練習だけは沢山の人達が観光に訪れていたのですが・・・
今年は全くと言っていい程いませんね!
恐るべきコロナ。
そして自粛の要請にしっかりと対応する日本人の姿勢に感心します。
速く落ち着て好きなところへ旅行が出来る日が来てくれることを祈ります。

 

今日はエアーにおける基本のグラブトリックを紹介します!

 

 

みなさんキッカーで初めてやったトリックは何ですか?
多くの人は グラブFSスピン だと思います!
中でもグラブ系トリックは進行方向を向いたままメイク可能な為、初めてのライダーには挑戦しやすいトリックです。
しかし、基本となるグラブトリックも 掴む腕や位置によって様々な種類 があります。

今日はそんなグラブトリックの中から、基本となる4種類 を紹介します!

 




 

基本となる4トリック

 

 

グラブトリックの基本となる4種類はズバリ、以下の4つのトリックです!

 

① Indy(インディー)
② Mute(ミュート)
③ Stalefish(ステイルフィッシュ)
④ Melancholy(メランコリー)

 

これら4つのトリックの特徴は、キッカーの抜けの形からそのままトリックまで持っていける点です。
つまり、ジャンプ中に姿勢を変えることなくグラブができる ことから、初めてでも挑戦しやすいという利点があります。
(※ 上手くなるとスタイルを出すために板を動かす場合が多いです。)

この形から様々なグラブトリックへ派生することが出来る、いわば 基本の4グラブ と言えます。

 

では、それぞれのトリックごとに見ていきましょう!

 

 

一番簡単!グラブの入門編『Indy(インディー)』

 

 

最も分かりやすく、簡単な入門トリックの一つが Indy(インディー) です。
おそらく初めてのライダーが何も情報がない中でグラブをやると、ほとんどがインディーになるのではないでしょうか。
やり方は、最もシンプル、テール側(山側)の腕でトゥーエッジ(腹側)を掴みます
この形が インディーグラブ と呼ばれるトリック。
掴む位置はどこでもいいですが、一番掴み易いそのまま腕を下した位置(センターから少しテール寄り)になると思います。
ちなみに、掴む位置によってトリック名は変わりますが、この形が全ての基本となります。

 

一番簡単であり、挑戦しやすいトリックなので、初めての方はインディーグラブから挑戦してみましょう!

 

 

インディーに慣れたら逆の手で!『Mute(ミュート)』

 

インディーがマスター出来たら、次は もう一方の手(ノーズ側・谷側の手)でトゥーエッジ(腹側)を掴んでみましょう。
それが Mute(ミュート) です。
インディーグラブはセンターより後方を掴むのに対して、ミュートグラブはセンターより前方を掴むことが多いため、難易度は少し上がります。
初心者の内はキッカーからの抜けで後傾になっている場合が多く、その姿勢から前方を掴むことは難しいためです。
ミュートグラブを安定してメイクするためには、キッカーからの抜けをしっかりと安定させる必要があります。

 

安定した空中姿勢が求められるため、メイクするにはキッカースキルをしっかりと向上させる必要があります。
ここまでできれば、ある程度安定したキッカーでのオーリーができたと考えて良いでしょう!

 

 

板のフロントエッジを掴んでみよう!『Stalefish(ステイルフィッシュ)』

 

次のトリックは Stalefish(ステイルフィッシュ)です。
これまでが板のトゥーサイドを掴んでいたのに対して、ステイルフィッシュは 板のフロントサイド(背中側)のテール側(山側)の腕で掴むトリックです。
背中側は目に見えない為、難易度はぐっと高くなります。

 

ここで大切なのが 板の引き付け です。
安定したグラブでは板を引き付ける動きが重要となります、
板と腕の距離が近くなり、エッジが掴み易くなるためです。
トゥーエッジは腰を曲げて迎えに行く形でもどうにかグラブは可能(見た目はイマイチ!)ですが、フロントエッジは背中を折り畳むことが出来ない為、引き付ける動作が絶必となります。
安定した抜けにプラスして、引き付けの動作も求められるため、高いエアースキルが必要なグラブトリックです。

 

 

基本グラブで最高難易度!『Melancholy(メランコリー)』

 

4つの基本グラブトリックの中で一番の難易度を誇るのが Melancholy(メランコリー です。
紹介した二つのスキル(空中姿勢の安定・板の引き付け)をしっかりとマスターした上で、見えない フロントエッジ(背中側)をノーズ側(谷側)の腕で掴む ことになる為、繰り返しトライする必要があります。
ここでまでできればグラブトリックの基本中の基本はマスターしたことになります。

 

 

 

 

いかがでしたか?
以上の4つがグラブの基本となるトリックです。
ぶっちゃけこの4つは、スタイルを出さずにそのままの形で行う場合、周りから見ても分かりにくい地味なグラブ であることは間違いありません!
しかし、この4つが出来ないことにはそのほかのグラブをメイクすることはできない のです!!
あなたがイメージするお洒落な格好いいグラブトリックは、これらの基本となるグラブをベースに、掴む位置や掴み方を変えることで派生 しています。
まずはこの4つをしっかりとマスターして、基本的なスキルを磨いていきましょう!

 




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