ヤマゴリです！
冬真っ盛りです。
こんな季節でもキャンプへ出かけている猛者達がいます。
僕も昔は行っていましたがここ最近はあまり雪中キャンプには行けていません。
だって寒いんだもの！
（いやいや、昔はもっと行ってたろ！ 甘えるな自分！ 初心を忘れるべからず！）
さて、こんな季節だからこそありがたいのが焚火です。
寒さが増すと火の大切さに気付けますよねー。
さて今回は、そんな焚火で便利な道具を紹介します。
あったら便利！ 効率的な火起こしに『火吹き棒』！
皆さん『火吹き棒』って使っていますか？
何となく存在は知っているけれど使っていないという方も多いのではないでしょうか！
実は僕もそんな一人でした。
今でこそ使っていますが、手に入れたのはここ数年。
今思えば、なぜもっと早く手に入れなかったのかと悔やまれます！
火吹き棒はそれほど 便利 なアイテムだったのです。
火吹き棒とは
火吹き棒は 炎を起こす際に使用する道具 です。
このようにコンパクトに収納できる形状をしており、ステンレスなどの 金属 で作られています。
使い方
使い方はいたって簡単。
コンパクトに収納されている 本体を伸ばして使用 します。
片方を火がくすぶっている薪や炭へ近づけ、もう片方を吹くことで 空気を送る というものです。
想像通りの何の捻りもない使い方となります。
しかし！
たったこれだけの行動がもたらす 効果は絶大です！
抜群の燃焼効果
炎は 酸素 を供給することで大きくなります。
これはほどんどの方が知っているはずです。
そのため、キャンプなどでも焚火に息を吹きかけたり団扇で仰いだりするわけです。
しかし、これらの方法では 酸素が広範囲に分散 することで 効率が悪くなってしまいます！
火吹き棒の素晴らしい所は 空気をピンポイントで送ることができる という点に尽きます！
僅か数ミリ程度の穴からほぼゼロ距離で酸素を送ることが出来るわけです。
酸素は分散することなく 全て燃焼に使用 されます。
結果、炎は瞬く間に勢いを増すことになります。
効果的な使い方
火吹き棒を使用するのは 炎を大きくするタイミング です。
炎が完全に出来上がっていない状態・弱くなってしまった状態でこそ火吹き棒の効果が発揮されるのです。
逆に、火が大きくなった後も吹き続けると一気に燃料を燃やし尽くしてしまいます。
効果的なタイミングを考えて使用するようにしましょう。
効果的なタイミング① 【中～大サイズの薪材への火移し】
焚火を始めて初期の段階、ある程度の炎が起きて やや大きめの薪材へ炎を移したい という際に効果を発揮します。
火吹き棒を使用することで一気に大きな炎を上げ、継続 して燃焼させることが出来るため、温度が急激に上昇 します。
これにより大きな薪材へ効果的に炎を移すことが出来ます。
効果的なタイミング② 【炭の燃焼域を広げる】
炭を一気に燃焼させる 際にも火吹き棒は効果的です。
炭に火が付いた状態（一部が赤くなり消えなくなった状態）からピンポイントで酸素を送ることで 燃焼域が一気に広がっていきます。
一つでも完全燃焼に近い炭が出来ればあとは放っておいても火が消えることはありません。
他の薪や炭へどんどん火が移っていくはずです。
湿気た炭は使用前にしっかりと 乾燥 させるか、火から遠い場所から 少しづつ近づける 使い方が良いでしょう。
間違っても火吹き棒を使用して一気に温度を上げることは避けましょう。
座った状態からも使用可能
火吹き棒はある程度の長さがあるため、長いものがあれば 椅子に座った状態 からでも焚火台へ直接空気を送ることが出来ます。
いちいち椅子から動いて顔を焚火台へ近づける手間が省けるのです。
同時に、煙を吸い込む ことや、炭が爆ぜて危ない思いをするリスク も軽減できます。
火吹き棒の選び方
火吹き棒の選び方についてですが・・・
正直どれも同じです。
性能的なものはほぼ同じといっていいと思います。
サイズ の違いや 他機能搭載 の商品などありますが、自分の好きなものを選べば大丈夫です。
金額はピンキリで、100円ショップで手に入るものから3000円程するものまで様々です。
しかし、機能的には大差なく、デザインなどに付加価値が付いているという形になります。
安いものであればシンプルな金属性の物が1000円以内で手に入るので、最低限の機能のみ求めるのであれば十分 だと思います。
今回は焚火の際の便利アイテム 火吹き棒 を紹介しました。
僕も最近手に入れて、今ではマストアイテムとなっています。
ちなみにそれまでは拾った竹を使っていたのですが、どんどん焼けて短くなって最後は焚火にくべてしまいました。
それでも3年程使ったと思います。笑
アレはアレで趣があって良かったなと思っていますが、やはり持ち歩くことを考えるとサイズが短かったので、当然使い勝手は火吹き棒の方が〇です。
それほど高いものでもないので、一つあってもいいと思いますよ！
