浮くような感覚が快感!パウダーの滑り方を紹介!

浮くような感覚が快感!パウダーの滑り方を紹介!




 

ヤマゴリです!

ついに!ついに!ついに!
シーズンインしました!!
先週日曜日に待ちに待った初滑りに行ってきました!
ゲレンデは一部滑走ではありましたが天然雪の広々コース。
さらに、圧雪していない場所にはパウダーが残る素晴らしいコンディション。
天候も良く最高のシーズンインができました。
久々のスノーボードに体は悲鳴をあげていますが。今週末も3連休で可能な限り行ってこようと思っています。

今日は、雪が多くなるこれからがチャンス!
パウダー・深雪の滑り方を紹介します。

 

 

パウダーの醍醐味は、なんといっても独特の浮遊感。
整備されたコースでは味わえない感覚がそこにはあります。
深い雪の中を進んでいると、自然そのものを楽しんでいるという実感が湧いてきます。

そんなパウダーですが、滑り方には少しコツが必要です。
整備されたコースと同じ感覚で滑ってしまうと深い雪に埋もれてしまうこともしばしば(それが楽しかったりするのですが)
今日はパウダーを滑るにあたっての注意点を紹介していきます。

 




 

パウダー滑走時の注意点

 

①エッジではなく面でターン

通常スノーボードでターンをする方法は以下の2つがあります。

 

【体重移動でのターン】

体重移動は板の面を使ってターンをする方法です。
加重により板を傾けることで、雪面に触れる面の角度を利用して左右に動かします。
ターンは大きな円を描くような形になります。

 

【エッジを使ったターン】

エッジを使ったターンは雪面にエッジを当てることでターンをする方法です。
ノーズ側のエッジを雪面に当てることでブレーキを掛け、テール側が弧を描く力を利用します。
急な方向展開にも対応できる細かなターンが可能です。

 

パウダーでは雪面が柔らかすぎてエッジを使うことができません。
エッジを使う感覚でターンしようとすると、板が雪に潜ってしまい転倒の危険があります。
そのため、ターンは体重移動をベースに行うことになります。
エッジを使わず、体重移動と面を使ったターンを意識することがパウダーでは大切になります。
(ちなみに急な方向転換は、テールを雪に当て込むようにすることで可能です。)

 

②テール側に荷重する

普通スノーボードは板の真上に体重がある状態を良しとします。
しかし、それは整備されたコースでの話です。
パウダーでは独特の柔らかな雪面により、常に安定しない状況が続きます。
体重もノーズ側・テール側を行ったり来たりで安定しません。

体重がテール側へ移動する分には問題ないのですが、ノーズ側へ移動すると危険です。
スノーボードはノーズ側へ移動するスポーツです。
進行方向に体重が掛かることで、柔らかなパウダーではボード先端が雪の中へ潜っていきます。
(テール側へ荷重した場合、雪が面を押し上げることで浮力となります。)
そうなると板が前方斜めに埋まることで止まってしまったり、スピードが出ている状況ではそこから体ごと前方に投げ出されてしまう危険性があります。

それを回避するためにも、パウダーでは常にテール側に体重を預けることが大切です。
テールを踏み込みノーズを浮かすことで雪に埋もれてしまうことを防ぐのです。

ただし、あまりにもテールに体重を掛け過ぎると板が滑らずスピードが出ません。
スピードを落とさず、ギリギリノーズが浮くくらいの感覚を身に付けましょう!

 

③腕を上げてバランスを取る

パウダーでは非常にバランスが求められます。
整備されたコースでは多少の体重移動ではボードは動きませんが、パウダーでは少し体重が移動することでボードが動いてしまいます。
急な動きに体がついていけずバランスを崩し転倒というシーンを避けるためにも、腕を上げてバランスを取りやすい状態を作っておくことが大切です。
腕を肩程まであげてボードに合わせて動かすことで安定して滑ることができます。

 

パウダーを滑る際には上記3つのポイントに注意することが大切です。
パウダーは条件が揃わないと楽しめない自然からのプレゼントです。
中にはパウダーを滑ることを何よりの楽しみとしているライダーもいる程です。
最初は難しいかもしれませんが、コース脇の非圧雪ゾーンなどを利用して練習してみましょう!
慣れてきたら非圧雪コースなど、より深雪のパウダーコースを楽しめるようになりますよ!

パウダーを楽しめるようになれば、もっとスノーボードが楽しくなります。
是非練習してみてください!

 




 

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