ヤマゴリです!
いやー。
やっぱりスノーボードは楽しいですね。
今年は滑走日が順調に増えており、スノーボードに接している時間が長いせいか余計にそう感じてしまいます。
改めてスノーボードの楽しさを認識すると同時に、奥の深さ・難しさを痛感しています。
それでも新しいことができるようになる喜びはスノーボードを始めた当時から変わっていません。
これからもしっかりと目標を定めてもっと上手くなってみせます!
今日はビンテージランタンに関する内容です!
皆さんはオールドランタンに対する憧れはありますか?
古い道具を使った渋いキャンプ。
格好いいですよね!
僕はもともと古い雑貨や洋服が大好きで、様々なものをコレクションしてきました。
キャンプアイテムは古いものから新しいものまで持っていますが、ビンテージランタンもその中の一つです。
ビンテージランタンの格好良さは格別です。
上手く扱えるようになればキャンパーとしての自信も付いてきます。
今回はそんなビンテージランタンの定番モデルとも言える、『コールマン200A』 について紹介します。
コールマン 200A
ビンテージランタンと言われて僕がまず思い浮かべるのが、この 200A です。
ビンテージランタンに興味がある人であれば一度は見たことがあるモデルではないでしょうか。
200A はコールマンを代表するシングルマントルランタンで、シンプルでポップなデザインから今でも高い人を誇っています。
200A の誕生は1951年。
当時人気だった MODEL200 から、鉄製タンクのモデルとして登場しました。
1951年から1984年までコールマン社のシングルマントルモデルとして第一線で活躍し、“THE RED” の名で親しまれました。
長い歴史の中でカラーリングや仕様が異なり、コレクター要素の高いアイテムとなっています。
200A の特徴
200A 最大の特徴は、“THE RED” の名の所以である 赤色のボディー です。
このポップなカラーリングが人気となり、息の長いアイテムとして世にリリースされ続けました。
タイプとしてはホワイトガソリンを使用するポンピング式の ガソリンランタン で、シングルマントル(ワンマントル)仕様です。
カラー・タイプの変遷
全体が赤色にカラーリングされていることから、”THE RED” の名で親しまれる 200A ですが、最初にリリースされたものは仕様が異なっていました。
1951年にリリースされた当時は上記のように、タンク部分が深い緑色でした。
通称 “クリスマスランタン” と呼ばれ51年のみに製造された激レアモデルです。
その後52年~79年までは全体が赤単色の “THE RED” の時代が続きます。
この間カラーリングや細かなディティールが変更されるなどし、年代によって微妙に仕様が異なります。
その後80年~84年に 現在のコールマングリーンにあたる 緑単色 のモデルが登場します。
そして、84年を最後にシングルマントルランタンとしての役目を MODEL286 に引き継ぎ、A200 の歴史は幕を閉じます。
200A はタンクの底に 製造年・製造月が刻印 されており、一目で年代判別ができるようになっています。(写真は74年4月製造)
製造年数も長いため、自分の誕生年と同じ製造年のランタンを探すことがコレクターの間で楽しまれています。
“THE RED” 時代の細かなディティール
200A といえば赤色のボディーが人気を博した “THE RED” が最も有名です。
28年間続いた “THE RED” 時代ですが、年代ごとに細かな ディティールの変化 がありました。
このディティールの変化こそが 200A の人気を支える最大のポイントです。
ディティールの変化によって年代が細かく判別できるため、コレクション要素 が高いアイテムとなっています。
ものによっては製造個数が少なく、希少性なモデルで状態の良いものであれば10万円近くするものもあるほどです。
ここでは、そんなディティールの中からいくつか代表的なものを紹介していきます。
【前期型・後期型】
200A THE RED は製造年によって、前期型・後期型に分けられます。
前期型 → 1951年~1962年
後期型 → 1963年~1980年
前期型・後期型の大きな違いに ベンチレーターの高さ があります。
比べてみると、前期の方が後期型に対してベンチレーターがやや高いのが分かります。
【ブラックバンド】
THE RED として初めて世にリリースされた最初期のモデルに見られるディティールです。
ベースレストやフレームが黒色で、全体が赤と黒の ツートーンカラー になっているタイプで、製造個数が極めて少なく激レアなモデルです。
【イエローボーダー】
タンクに描かれているコールマンロゴを囲むラインが黄色いものは イエローボーダー と呼ばれ、前期型の大きな特徴となっています。
60年頃までに製造されたモデルにはこのイエローボーダーのロゴがつきます。
【バーガンディー】
1961年後半~1962年前半までに生産されたモデルで、全体のカラーが ワインのような濃い赤色(バーガンディーレッド) になっているモデルです。
当時は評判が悪くすぐに元の赤色に戻されましたが、今では逆に製造個数の少なさから希少価値が高まっています。
【レッドボーダー】
1962年注記に入るとロゴ部分を囲むラインが赤色に変更されます。
通称 レッドボーダー と呼ばれるこのモデルは、生産個数も少なくレアなモデルです。
なお、このモデル頃から後期型に入り、ベンチレーターの高さが低くなります。
【パペテン】
パペテン とはPATENTS PENDING の略で、特許出願中の意味です。
1965年~1970頃に見られるディティールで、ロゴの中に PATENTS PENDING生 の文字が入ります。
この頃生産されたモデルは品質が高く、生産個数も多いためクオリティーの高い個体が手に入れやすく非常に人気となっています。
70年以降になると PATENTS PENDING の文字は再び記載されなくなります。
この時期からロゴを囲むラインは白色に代わります。
200A の魅力
200A は世界的に名前が知られる程有名なランタンです。
日本でもその人気は凄まじく、近年のキャンプブームの再燃で更に注目されています。
そんな 200A の魅力はどのような部分なのでしょうか。
200A の魅力に迫ります。
【コレクション性の高さ】
先にも紹介した通り、200A は製造年によってディティールが細かく変化します。
それにより コレクション性能 が高まっている点が人気の一つとなっています。
生産個数が少ない希少モデルや、自身の誕生年に製造されたものを手に入れることがコレクターを引き付ける要因となっているのです。
【現行モデルにないクラシックな見た目】
200A はその可愛らしい見た目から非常に人気ですが、このクラシックなフィルムは現行のランタンにはない独特のものです。
ガスやLEDなど、多様性を極める今のランタンの中で、誰もがランタンと認識できるほどの 完成されたデザイン。
サイトで火をともせば一気にキャンプの雰囲気を盛り上げてくれる特別なアイテムです。
そんな 200A に人気を受け、コールマンジャパンは2005年から毎年、200A をベースにした シーズンズランタン というアイテムをリリースされています。
毎回即売するほどの人気モデルとなっており、コレクターが多いことで知られています。
毎年テーマに沿ったカラフルなシーズンランタンがリリースされているので、是非チェックしてみてください。
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【玉数の多さ】
200A はリリースから33年間も製造された ロングヒットアイテム です。
その間に製作された個数は非常に多く、世界中で販売が行われました。
そのため、ビンテージランタンの中では 比較的安価 で入手が可能です。
更には、玉数が多い ので予算に合わせたクオリティーの物を様々なタイプの中から探すことができます。
今では広く世に知られることになったため、探せばたくさんの 200A を見つけることができます。
【メンテナンスのしやすさ】
200A は非常にシンプルな構造を持つガソリンランタンで、メンテナンスが比較的容易 に行える点も魅力の一つです。
部品数も多くなく構造もシンプルなことから、自身でもメンテナンスが可能です。
また、通常ビンテージランタンは不具合が出てしまった場合、パーツが入手しづらいのが一般的ですが、A200 は玉数が多いためパーツが入手しやすいのが特徴です。
同時に、適応する現行パーツも多いため、不具合に容易に対処できる 点が大きな魅力です。
さて、今回は人気にビンテージランタン コールマン200A について紹介しました。
可愛らしい見た目とコレクション性の高さで非常に人気となっているランタンです。
価格は様々ですが、2万円程~状態の良い希少モデルでは10万円程するものまでピンキリの価格です。
ビンテージランタンの中では安い方だと思いますが、近年のキャンプブームにより価格が高騰しているようなので探している方は早めに手に入れておくのが吉です!
是非 200Aユーザーになって、雰囲気漂う光でサイトを照らしてください!
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