ヤマゴリです!
祝!初滑り!
本日無事に 19-20 シーズンを迎えることが出来ました!
いやー、やっぱりスノーボードは楽しいですね!
動きはぎこちない感じがしましたが、むちゃくちゃ楽しかったです。
やはりシーズン一発目は格別ですね! 待った甲斐がありました!
今シーズンも楽しくたくさんボードが出来るように頑張ります!
さて、今回はインソールについての記事です。
今日はインソールの重要性について紹介したいと思います。
サイズが合わない、足の形状が合わないなどでトラブルになりがちな『ブーツ』
ブーツに問題があるとスノーボードの楽しさは半減、いや・・・ほとんど無くなるとっても過言ではありません。
それほど重要な足回り。
その快適さを補助するのが『インソール』です。
今回はインソールの役割や選び方を紹介していきたいと思います。
スノーボード用のインソールは基本的には普通のシューズに使用するインソールと見た目はほどんど変わりません。
唯一、画像のようにかかと部分にクッションが入ることで厚いものが多いことが特徴として挙げられます。
使用方法も通常のインソール同様ブーツの中に入れて使用します。
インソールがもたらす役割は非常に大きいです。
中でも一番のメリットが足とブーツ形状の差を埋めてくれる点。
つまり、ブーツがしっかりと足にフィットしてくれること にあります。
足の形状はたとえ同じサイズであっても個人によって差が生じます。
しかし、ブーツ形状は同じモデルであれば全て同じ。
最近では熱成型技術やクッション性能の向上などで、フィット感を追求したブーツが沢山ありますが、物によってはまだまだ足に合わないことが多々あります。
ブーツは長時間履いてみて初めてフィット感が実感できる為、購入時にサイズを合わせても滑ってみると合わないことに気づくことも多いのが特徴。
そんな時のリカバリーとして有効なのが インソール なのです。
ブーツがしっかりと足にフィットすることは滑りに対して様々なメリットを与えてくれます。
ここではそれぞれのメリットを紹介していきます。
【疲れにくくなる・痛くなくなる】
ブーツにおけるトラブルで一番多いのが疲れる・痛くなるという問題です。
これらはブーツと足のサイズがあっていないことで発生します。
ブーツが足に対して小さい場合 は、足が圧迫されて 痛み が発生します。
この場合の対処法としてはひもを緩めるなどして空間をあけるようにしますが、そうするとホールド感が軽減してしまいます。
この際インソールを使用することで、ひもを緩めた際のホールド感の減少をカバーすることが出来ます。
強く圧迫される部分がクッションによって吸収され、足全体が均等にブーツと接するようになります。
痛みの原因で一番多いのが、一点が特定の部分の当たり続けることで発生する 圧迫痛 です。
ブーツが平均的に足と接するようにインソールが働きかけることで圧迫が分散され痛みから解放されるのです。
ブーツが足に対して大きい場合 は、疲れ が発生してしまいます。
これはブーツと足の間に空間があいてしまうことが原因です。
空間があると板を操作する際などブーツが足についてこない為に、かかとやつま先が浮いてしまいます。
これでは操作するために毎回足の裏の小さな筋肉に体重を乗せることになってしまいます。
その結果疲れが溜まってしまい、長時間の滑走に耐えれなくなってしまうのです。
インソールは空間を埋めるだけではなく、しっかりと形状に合わせてフィットしてくれるので、ギア全体が足の裏の小さな筋肉ではなく体全体の大きな筋肉と連動してくれるため、疲れを溜めることなく滑走することが可能になります。
もう1点、疲れにくくなる要因として 足裏のアーチが保たれる という点があります。
足の裏には『土踏まず』があり、足はアーチを描くような形状をしています。
スノーボードはカービングの際につま先と踵への体重移動を繰り返します。
アーチがあることでこの動きの連続は土踏まずに大きな負担をかけます。
そのため、足が疲れると言った場合、土踏まずが疲れるというケースが一番多いと思います。
インソールはこの土踏まずへの負担も軽減してくれます。
スノーボード用のインソールが踵にかけて厚くなっているのはこの為です。
アーチ部分に厚みが設けられることで全体に均一に体重が掛かり、負担が分散されることで1点に疲れをため込まない という効果があるのです。
【パワーが伝わりやすくなる】
ブーツと足がしっかりとフィットすることで、パワーがギアへ伝わりやすくなります。
その結果、無駄な動きが軽減され、ダイナミックな動きやレスポンスの速い動きが可能となります。
滑走レベルが上がってくると急な方向転換が求められるシーンが出てきます。
グラトリでもレスポンスがトリックに与える影響は大きく、特に踏み込みと上半身との連動を求められる高回転ではしっかりとしたレスポンスが求められます。
レスポンスが向上することで思い通りに板を操作することが容易となるのです。
このようにインソールがもたらすメリットは大きいことが分かります。
インソールの選び方は自身の悩む部分や求める部分によっても変わってきます。
各社様々なモデルがリースされているため一概には言えませんが1点確実に抑えたいポイントを言うとすれば・・・
自分のブーツを持参する という点です。
ブーツを持っていくことでしっかりと形状に合わせたサイズ・モデルを選択することが出来ます。
ブーツを持って行かないと当日履いているシューズに合わせてみる方法を進められますが、これでは全く分かりません!
スノーボードブーツと通常のシューズのでは同じサイズでも全く形状が異なる為参考にならないのです。
購入の際は絶対にブーツを持参することをおすすめします。
(可能であれば試乗会などで試着できれば完璧です!)
あとは サイズを細かく試してみること も重要です。
しっかりとサイズを合わせないことで、隙間や折り返しが出来てしまうと逆に負担になってしまう場合があります。
インソールもシューズ同様に 0.5cm 刻みでサイズがあるので合わせてみて形状にあったものを選択するようにしましょう。
その他、銀インオン入りで消臭効果のあるものや、アルミ入りで保温効果のあるものなど様々な機能が付いたモデルもありますので用途に合わせて選択しましょう!
今回はインソールの役割について紹介しました。
スノーボード用のインソールははっきり言って高いです!
最初はこんな値段出して入れてもどれだけの効果があるの? と思うかもしれません。
たしかに今履いているブーツに問題がなければ要らないかもしれませんが、レベルが上がってきて高いレベルでのパフォーマンスを求めるようになってくるとインソールの存在も大きくなってきます。
やはり高いレベルではしっかりと足元がフィットしていることが重要になってきます。
更なるレベルアップにインソールの使用を検討してはいかがでしょうか!