雨が降ってもキャンプは楽しい! 楽しみ方と注意点!

雨が降ってもキャンプは楽しい! 楽しみ方と注意点!


 

ヤマゴリです!

 

せっかくのキャンプであれば快晴が一番でしょう!
でも、楽しみにしていたキャンプ当日が雨の時もあります。
そんなときはキャンプをあきらめる?

 

いいえ! 雨でもキャンプは楽しめます!
雨の日の楽しみ方を覚えてもっと自由にキャンプを楽しみましょう!

 

 

雨の日のキャンプ

 

 

雨のキャンプと言われると、楽しみが激減してしまうイメージ が先行してしまいます・・・
実際、雨の中でのキャンプには 不自由 が伴います。

 

楽しみにしていた焚火や野外でのアクティビティーにも制限が出てしまうのも事実。
しかし、雨だからこそ楽しめるキャンプのスタイルもあるはずです!

 

雨を楽しむ方法を見つけることで 雨キャンプは楽しくできる のです!

 

 

雨キャンプのシチュエーション

 

 

好んで雨の中キャンプへ出かけるという人は少数だと思います。、
しかし、キャンプ場へ到着、設営が終わった後に雨が降り始めた というパターンは 比較的起こり得る ものです。

 

雨の中撤収するのも・・・そんな感じで仕方なく雨キャンプをすることになってしまう場合がほとんどでしょう。
そんな時に気持ちが落ち込んでしまうかどうかで、その日の満足度は大きく変わります。

 

仕方なく雨キャンプから、雨でもキャンプがしたい! と気持ちに前向き変化する 雨キャンプのメリット を紹介していきます。

 

 

雨キャンプのメリット

 

 

雨の音が楽しめる

 

 

雨の日のキャンプ場は晴れている場合より人が少ないことが多いです。
静かなキャンプ場で 雨の音 を楽しみながら過ごす時間はとても贅沢です。
特に おすすめはテントの中。
テントに雨粒が当たる音を聞きながらのんびりする時間は、日常から切り離された特別な瞬間です。

 

 

夏は涼しい・虫が少ない

 

 

ハイシーズンの夏であれば雨が降ることで 気温が下がり過ごしやすい気候 となります。
テントの中もそれほど暑くはならないので、昼寝にも快適です。
虫の活動も低下 するため、その点に関しては快適にキャンプを行うことが出来ます。
タープ下でのんびり座っている時間も素敵です。

 

 

物事に没頭できる

 

 

どうせ雨なら! と 物事に没頭できる のも雨キャンプの魅力。
読書・クラフト・ゲームなど、キャンプ場でも楽しめる物事に没頭するにも雨は良い環境です。
何かを集中してやり続けることを余儀なくされる環境というのがポイントです。
しっかりタープを張れば焚火もできるので、いつもよりこだわった料理や、ひたすら焚火を見つめ続けるのも良いでしょう。

 

 

キャンプ技術が磨かれる

 

 

雨の日のキャンプは自分の 技術が発揮される絶好の機会 です。
これまで培った技術を駆使して、雨の中でも快適にキャンプを楽しめるように工夫してみましょう。

 

自分が初心者の場合は 他のキャンパーの技術を盗むチャン です。
他のキャンパーがどのような雨対策を行っているか、キャンプ場を見て回るのも勉強になります。

 

 

雨キャンプの注意点

 

メリットもある雨キャンプですが、やはり晴れのキャンプとは勝手が違います。
いつも以上に 注意する点 があることも認識しておきましょう。

 

防寒対策はしっかり

 

 

雨の日は夏といえど 急激に気温が下がってしまう 可能性があります。
事前に準備できる場合は 持ち多めに着替えや上着を持って行く ようにしましょう。
急な雨に対応するためにも、車にタオルや着替えを準備しておくと完璧です。

 

 

グラウンドシートは必ず敷く

 

 

雨の日のキャンプでは雨がテント内に侵入するのを防ぐため グラウンドシートを敷きましょう。
晴れの日にはいまいち存在感が薄いグラウンドシートですが、雨の日には最大の力を発揮 してくれます。

 

 

設営場所には気を付ける

 

 

設営場所には注意が必要 です。
キャンプ場が川や海に隣接する場合は、水際は避ける ようにしましょう。
増水した水が迫ってくる場合がります。
同時に、崖下 大きな木の下 も避けた方が良いです。
雨の影響で落石や枝が落ちてくる可能背があります。

 

 

濡れたテントを放置しない

 

 

終わった後になりますが、濡れたテントを放置しない ことは 雨キャンプ最大のポイント と言えます。
濡れたテントを放置すると、行き場を失った水分により カビ が発生してしまいます。
テントに発生したカビは個人ではどうしようもないほど頑固です。
大切なギアをダメにしてしまわないためにも、使用後は水気を完全に取り除きましょう。
せっかくキャンプを楽しめても、最後の最後に悔しい思いをしてしまっては台なしです。
カビの発生まで2日程は猶予がある ので、場所を移して天日乾燥するなどして、なるべく早く完全乾燥させましょう。

 

 

雨キャンプを快適にする『タープ』とテクニック

 

 

雨キャンプをより楽しくするアイテムが タープ です。
タープを張るだけで雨キャンプの 自由度が大きく広がる のです。

 

タープをテントと連結して張ることで、雨に濡れることなく活動できる範囲が広がります。
雨に濡れながら椅子を出して座っている人はいないですよね。
タープで屋根を作り出すことで通常のキャンプに近い範囲まで 活動範囲を広げる ことが出来ます。

 

キャンプの醍醐味である 焚火 もタープさえあれば可能です。
雨キャンプだからと諦めるのではなく、できる環境を整える のも一つの手です。

 

 

雨の日に適したタープ

 

雨の日に適したタープの条件は、耐水性耐久性 、形状 です。
それぞれ順に見ていきましょう。

 

 

【耐水性】

 

 

雨の日に使用するわけですから当然耐水性は需要となります。
耐水性能は対水圧という指標で表されることが多いです。
およその基準となりますが、1000m程の物 を使用するのがおすすめです。
500mmで弱めの雨、1000mmでやや強めの雨に対応できます。
中には10000mmを超えるような対水圧の物もあり、かなりの大雨でも対応できますが、そんな時は無理に外に出ない・キャンプ自体の継続を考えるなどした方が良いでしょう

 

 

【耐久性】

 

 

雨の日は同時に が強くなっている場合なども多いです。
ある程度の 耐久性があるタープ を使用することは重要なポイントです。

 

また、張り方 にも工夫が必要です。
風を面で受けるような貼り方を避ける、しっかりとロープで固定するなど、タープの耐久性を損なわない張り方 を行うことも重要です。

 

 

【形状

 

雨がタープの上に溜まることを避ける事もポイントです。
形状によってはタープに水が溜まってしまい、下にたわんでしまいます。
雨の日のタープでは、雨が流れ落ちる形状 を意識することが重要です。
出来る限り中心から左右や放射状に落ちる形状の物を選ぶようにしましょう。

 

おすすめの形状は ヘキサタイプ です。

 

(ヘキサタイプ)
出典:amazon.co.jp

 

ヘキサタープは 六角形 のタープで、トップから左右に落ちる形状が特徴です。
雨が溜まらない理想的な形状をしており、雨の日のタープとして大活躍してくれます。

 

ヘキサタイプのタープ を楽天で探す
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(レクタタイプ)
出典:amazon.co.jp

 

四角形の レクタタイプ を使用する際にも同様に中心から左右に流すようなり方を意識しましょう。
レクタタイプはモデルによって様々ですが、中心・四隅などに多くの グロメット(ロープやポールを通す穴)が付いているので、画像のように中心前後をトップとして左右に流す張り方がおすすめです。
六角形のヘキサタイプに比べてトップが張り出していない分窮屈な印象を受けるかもしれませんが、万能なレクタタイプではこのような貼り方がおすすめです。

 

レクタタイプのタープ を楽天で探す
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ポールの数と張り方のコツ

 

 

タープを固定する上で重要な役割を果たすのが  ポール です。
ポールを使用することで、周りに何もなくてもタープを高い位置に張ることが出来るのです。
更には、ポールはたくさん使用することで 空間を広げたり耐久性を向上 することにもつながります。

 

しかし、雨の日のタープにおいては重要なポイントがあります。
それが ポールの数 です。

 

先ほど言ったように雨の日のタープでは 雨を流す道を作ることが重要 です。
それは雨水をタープ上に溜めないためです。

 

極端な話、ポール一本 であれば雨水は溜まりようがありません。
そこから放射状にロープで固定すれば絶対に雨が溜まらないタープの完成です。
しかし、この場合は地面に直接ロープを固定しなければ安定させるのが難しくなります。
高さも確保しづらく、どうにか完成したとしても、それはもはやテントです。

 

ポール一本ではタープではなくテントになってしまい高さも出ない

 

次に ポール二本。
二本でできる形状もよっぽど横にロープを結ばない限り水が溜まることはありません。
先に紹介した張り方はこの特徴を生かしているのです。

ポール二本を使った張り方は雨の日のタープの 基本 となります。
この形で失敗することは少ないと思うので、まず耐久性を意識して張り方をマスターするべきです。

 

ポール二本も水が溜まる心配がないので安心

 

ここからが問題です。
ポールの数が三本以上 になると水が溜まる可能性が出てきます。
三点以上では面を作り出してしまうためです。
三本以上のポールを使用する際には、ポールの高さを変えるなどして中心から下へ流すように張るようにしましょう。
この時、流した面の 角度が急 になるほど水が溜まる リスクは軽減 されます。
面積を確保したいからと面を広げると、角度がつかずに水が溜まってしまう危険性が高まります。

 

ポール三本以上は注意が必要。
ポイントは面は小さく、角度は大きく。

 

また、しっかりと タープを張らせる ことも重要です。

 

 

タープが緩んでいると角度がついていたとしてもそこに水が溜まってしまいます。
ロープをしっかりと張りつめて タープが緩まないようにしましょう。

 

 

 

 

今回は雨の日のキャンプの楽しみ方を紹介しました。
雨の日を楽しむには楽しもうとする姿勢が重要です!
もちろん、快適に楽しむには知識も必要。
特に、タープは雨の日の活動域を広げる重要なアイテム。
しっかりと張り方をマスターして雨の日に備えましょう!

 


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