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ケトル一つで出来る!北欧直伝!無骨に煮出すフィールドコーヒー!


 

ヤマゴリです!

 

 

アウトドアのコーヒーは出来るだけ手軽に済ませたい・・・
でも、できれば缶コーヒーとかではなく、アウトドア特有の雰囲気を楽しめる形がいい・・・
そんなあなたにおすすめの超簡単なコーヒーのスタイルを紹介します!

 

 

超シンプルな無骨コーヒースタイル『フィールドコーヒー』

 

 

『フィールドコーヒー』

 

いかにも大自然の中で楽しむに値しそうなコーヒーの名称です。
フィールドコーヒーの原型となる 煮出しコーヒー は、北欧スウェーデン で生まれた抽出方法で、現在の主流であるドリップが行われるより以前に誕生しました。
コーヒーの抽出において 最も古い歴史 を持ちます。

 

非常にシンプルな方法で淹れられるのが特徴で、ほぼ必要最低限の道具のみで抽出できるので、アウトドアとの相性はピカイチです。

 

 

究極に省略されたその作り方

 

 

フィールドコーヒーの作り方はシンプルです。
コーヒーを抽出する行為における必要最低限の手順のみを行うという、まさに 究極の省略コーヒー です。

 

その内容はほとんど紹介するほどでもないのですが、お湯を沸かしてコーヒーを入れて煮出す だけです。

 

内容は非常にシンプルなのですが、一応注意事項などもあるので順を追って紹介していきます。

 

 

必要な道具は、水・コーヒー・ケトル  以上です!

※(ケトルは注ぎ口のあるお湯を沸かせる道具であれば何でも大丈夫です。
何なら注ぎ口が無くても代用は出来ると思います)

 

説明の必要はないかとは思うのですが、焚火を使ったりコーヒーを豆から準備した場合などは準備が必要となります。
以下の記事で基本的なコーヒーの準備方法を紹介していますので合わせてどうぞ。
キャンプでコーヒーを楽しむ! 焚火で作るために必要な道具と淹れ方! | ヤマゴリ (yamagori.com)

 

 

準備における唯一の注意事項

 

 

フィールドコーヒーの抽出手順はいたってシンプルです。
お湯を沸かしてコーヒーを煮出すだけ。

しかし、この時に唯一注意したいのが コーヒー豆の粗さ です。

 

 

コーヒーの粗さについて

 

ここに注意!

 

フィールドコーヒーでは直接に出したコーヒーが下に沈殿したのを待ってから上澄みを飲む形をとります。
そのため、細かいコーヒー豆 ではカップに注ぐ際に水中で舞い上がりやすく 粉っぽいコーヒー になってしまいやすい傾向があります。

 

基本的にフィールドコーヒーでは 粗挽き のコーヒー豆を使用しましょう!
粗挽きの豆を使用することで浮き上がりを防止し、少しでも粉っぽさを軽減することができます。

 

 

コーヒーの分量について

 


 

基本的なドリップコーヒーの場合、120ml~150ml の水に対して コーヒー豆は 10g程 が目安となります。
しかしこれはあくまで目安です、フィールドコーヒーのような無骨な抽出方法の場合は 目分量 で調整するのがおすすめです。

一つ一つを正確に測るのではなく、その時々のコーヒーの味わいを楽しみましょう。
慣れてくれば自分好みの味に近づけれるようになるはずです。

 

 

フィールドコーヒーの作り方

 

それではそのいたってシンプルな作り方を紹介します。

 

 

① ケトルでお湯を沸かす

 

② お湯が湧いたら火から離し、コーヒーを投入する

 

③ 再度沸騰するのを待ち、1~2分程煮出す

 

④ 火から離し、豆が沈殿するのを待つ

 

⑤  豆が舞い上がらないようにゆっくりとカップに注いで完成

 

 

以上です。

難しい工程や専用の道具が必要ない無骨な抽出方法です。

 

 

フィールドコーヒーの味わい

 

 

フィールドコーヒーはフィルターを通すことなく、直接豆を煮出す形で抽出を行っています。
そのため、 苦み・雑味 がダイレクトに感じられるのが特徴です。
さらに、コーヒー中の油分が多く抽出されるため コクが強め の味わいに仕上がります。
注ぎ方によっては豆の 粉っぽさ が口に残る場合もあります。

 

洗礼されたコーヒーとは対照的な 野趣溢れる味わい と言えるでしょう。

 

だからこそアウトドアとの相性は抜群。
大自然を感じながら飲むには最高の形なのです。

 

 

塩で変化をつける

 

 

豆の味をダイレクトに感じることのできるフィールドコーヒーですが、 をひとつまみ加えることで 味の変化 をつけることができます。

 

ダイレクトに煮出す方法で抽出されるフィールドコーヒーでは、コーヒー中の油分まで多く抽出されるため コクが強めのコーヒー になります。
そこへ塩が加わることで、スープのように まろやかな味 に仕上がるのです。
味に奥行きが出るという感じでしょうか・・・是非ご自身で試してみて下さい!

 

 

フィールドコーヒーの専門ブランド

 

引用:lemmelkaffe.com

 

フィールドコーヒーは北欧スウェーデンで誕生しました。
スウェーデンでは『レンメルコーヒー』と呼ばれるフィールドコーヒーの専門ブランドが展開されています。

https://lemmelkaffe.com/en

 

サイトでは コーヒー豆 はもちろん、アパレルキャンプギア などが販売されています。
一部は日本でも購入できるようなので気になる方は探してみて下さい。

 

 

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今回は無骨なフィールドコーヒーを紹介しました。
ほとんど道具が必要なく、コーヒーの抽出方法としては最も単純な方法だと思います。
荒さの残る味わいが、逆にキャンプに色を添えてくれるフィールドコーヒー。
是非大自然の中で楽しんでみて下さい。

 

ヤマゴリ