ヤマゴリです!
久々にトレーディングカードというものを買いました。
カードを購入するなんて中学生の頃以来です。
当時かなりりハマっていた MTG(マジック・ザ・ギャザリング)
僕はこのカードゲームのイラストの美しさに当時から魅了されていました。
ご無沙汰でしたが、久しぶりに調べてみると面白いのなんの!
当時人気だったカードたちが非常に貴重になっていたり、日本の有名なイラストレーターさんとのコラボカードがリリースされていたり、より進化しているではありませんか!
僕はプレイヤーではないので、そんな中から自分の好きなデザインのカードを3枚ほど購入してしまいました。
たった3枚で15,000円もしましたよ。
コレクターさんからすれば大した額ではないでしょうが、当時の感覚で止まっている僕からすると3枚でこの値段は驚愕の金額です。
これを機にカードコレクターの血が騒ぎ金欠にならないように注意したいと思います。
さて今回は、海キャンプに出現する厄介な生き物についてです。
皆さんこんな経験ありませんか?
海でキャンプで砂浜にテントを張っている場合やマットを敷いてくつろいでいる時に、肌にチクっと刺すような痛みが走る・・・
もしかしたらこれは、砂浜に潜むある生き物の仕業かもしれません!
今回は砂浜に潜み我々を悩ませる生き物の正体に迫りたいと思います。
砂浜に潜むヒメスナホリムシ
あなたが砂浜で刺されたような痛みを経験したことがあるのであれば、それは ヒメスナホリムシ の仕業かもしれません。
ヒメスナホリムシ は日本全国の海岸に生息する生き物です。
名前に ムシ とありますが、実は蟹や海老と同じ 甲殻類の仲間 です。
体長は 5mm~10mm 程で、気を付ければ肉眼でも確認できるサイズです。
移動の際にはぴょんぴょん飛び跳ねるため非常に目立ちます。
普段は砂の中に潜んでいるのですが、人間が近くに来ると 大きな顎で噛みついてきます。
小さな生き物ですが意外と力が強く、噛まれると 痛み を感じる程です。
あの痛みは刺されているのではなく、噛まれているのです。
ヒメスナホリムシは危険なの?
ヒメスナホリムシ は 毒 を持っていません。
噛みつかれることで痛みを感じることはありますが、その点に関してはそこまで警戒する存在ではありません。
しかし、一匹いるくらいではそれほど問題ではありませんが、場所によってはかなりの数がいる場合があります。
そのような状況では定期的に痛みと格闘することになります。
ヒメスナホリムシが潜む環境
ヒメスナホリムシ が生息できる条件として、目の細かい砂浜 ということがあります。
そのため、粗い砂利が中心の砂浜には生息していません。
とは言っても、土台が目の細かい砂でできており、そこに玉砂利が乗っているような環境では注意が必要です。
また、湿り気のある場所を好む傾向があるため、波打ち際付近 は特に生息数が多くなります。
逆に、波打ち際から離れた 乾燥している場所 程生息数は少なくなります。
テントを張る際の注意点
ちなみに、キャンプ場として整備されているような海岸は、目の細かい砂浜の場合が多い です。
その場合は、直接砂浜にテントを張るよりも、少し離れた 整備されたサイト に設営をする方が良いでしょう。
(砂浜に整備されたキャンプ場では、少し離れた場所に土で整備されたサイトがあることが多い)
地面が 土 であれば ヒメスナホリムシ に噛まれる心配はありません。
更に注意が必要なのが、海藻などの漂流物 です。
ヒメスナホリムシ は普段砂浜に打ち上げられた海藻などを 捕食 しています。
そのため、砂浜に打ち上げられた海藻の周辺には多くの ヒメスナホリムシ が潜んでいる可能性が高いです。
海藻をひっくり返すと、沢山の ヒメスナホリムシ が確認できることがあります。
わざわざ漂流物がある場所にテントを張る人も少ないと思いますが、そのような場所の近くは避けましょう。
雰囲気の良い 流木 などについている場合もあるので、サイト近くで流木を使いたい場合は一度裏返して確認してみるのがおすすめです。
実はありがたいヒメスナホリムシ
こう見ると人に危害を加えるだけの生物と捉えがちですが、実は ヒメスナホリムシ が生息していることによる メリット も存在します。
ヒメスナホリムシ は雑食で、海藻以外にも動物性のたんぱく質も捕食します。
そのため、海岸に打ち上げられた 生ごみ や 動物の死骸 などを綺麗に食べてくれるという働きがあります。
別名、砂浜の掃除屋さん と呼ばれるように、砂浜のクリーンアップに一役買ってくれているのです。
キャンプでは厄介な存在ですが、そのような一面があることも理解してあげましょう。
皆さんが海でチクっとされたのは ヒメスナホリムシ かもしれません。
一見厄介そうな相手ですが、ちょっと工夫するだけで対策が可能です。
デメリットもありますが、海岸を綺麗にしてくれる素晴らしい役割を担ってくれている存在でもあります。
毛嫌いするだけじゃなく、僕たちが自然の中にお邪魔させてもらっているという意識をもって、共存しながらキャンプを楽しめれば最高ですね!
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