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海キャンプ! 流木で焚火を行う際の注意点!



 

ヤマゴリです!

 

キャンプは何かとお金が掛かります。
燃料代も回数を重ねるとバカになりません。
今日はお金が掛からない焚火の方法、立木を使う際の注意点について紹介します。

 

 

キャンプで欠かすことのできない焚火。
海でのキャンプでは 流木 を使った焚火を行うことで薪代を節約することが出来ます。

 

タイミングさえあれば海には大量の流木が流れ着いています。
それを用いることで本格的な焚火が お金をかけることなく 行うことが可能となります。

 

魅力的な話ですが、流木の薪への転用には多少の注意点があります。
ここでは流木焚火を行う際の注意点について紹介します!

 



 

流木とは?

 

 

そもそも流木とは何なのでしょう?

 

流木は、山間部から 河川や海に流れ込んだ樹木やその一部 を指します。
山間部で折れたり倒れたりした樹木が川の流れに乗って海や川縁まで流れ付いたものです。
その為、大雨や風の強い日など 山間部が荒れた翌日に多くの流木が流れ着く 傾向にあります。

 

長い時間をかけて流れ着く流木は、自然の中で角が研磨され丸みを帯びているものが多いです。
また、樹皮が柔らかくなり剥がれてしまっているものも多く、木材としても 独特の雰囲気 を醸し出しています。

 

流木は、河川や海に流れ込んだ樹木やその一部。
角が丸いもの
樹皮がないもの など、独特の雰囲気 が特徴。

 

 

流木の特徴と、薪として利用する際の注意点

 

流木は優秀な薪として焚火に利用できます。
しかし、薪用に製材された商品とは違って使用には多少の注意が必要です。
ここでは 流木の特徴薪として利用する際の注意点 を紹介します。

 

 

【サイズがバラバラ】

 

流木は自然の中で折れた樹木が流れ着いたものなので、サイズがバラバラ です。
焚火に丁度良い枝サイズの物もあれば、そのまま樹木の形が残るものまで。

 


(そのまま薪として使用できるサイズ)

 


(加工しないと薪として利用できないもの)

 

そのまま使用できるサイズであれば問題ありませんが、大きなものになると 加工 しないことには薪として利用することはできません。

 

サイズが大きすぎる場合は 小分けに加工することのできる 工具 が必要になります。
僕が使用しているのは 折りたたみ式ノコギリ です。

 

 

 

これを使うことで、巨大な流木しかない場合でも、必要な分を切り出して使用することが可能です。
嵩張らず持ち歩きが容易なので、車に一本積んでおくとおすすめです。

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流木は サイズがバラバラ なので、大きなものしかない場合は加工が必要。
必要な分を ノコギリを使って切り出して使用する 方法がおすすめ。

 

 

【火が付きにくい】

 

 

流木の多くは川を流れてきたという点や、水際に転がっている点などから、湿っている 場合が多いです。
湿っている木材は火が付きにくく、焚火の序盤で使用する 焚き付け材 としての機能は低いです。

 

つまり、流木そのものに着火させることは難しい ということです。
まずはしっかりと乾燥させた木材を用いた ティンダー(火口)や、焚き付けに適した細い枝材 に着火し、徐々に火を大きくした後に用いるのがポイントです。
流木は火がしっかりと安定してからの 主燃料 として使用しましょう。

 

手順を追って使用することで 効率的 に流木を消費することが可能です。

 

流木は 湿っている ことが多く、直接火をつけることが難しい。
別で火を起こし、火が大きくなってから主燃料として使用 することで効率的に利用可能。

 

 

【水蒸気が発生する】

 

 

湿った木材を燃焼させると 大量の水蒸気が発生する 点も特徴の一つです。
水蒸気を発散させた後はしっかり燃えてくれるので問題ないのですが、序盤に多くの煙が出てしまう点は扱い辛さを感じてしまうかもしれません。

 

これは、拾ってそのまま使用する場合はどうしようもなく、我慢するしかありません。
風向きを考える
などして対策しましょう。

 

湿った流木は火に入れると 大量の水蒸気を発生させる。
これはその場では改善させる方法はなく、我慢するしかない。

 

 

 

 

大きく分けて以上の3つの特徴が流木にはあります。
多少の使い難さはありますが、それを踏まえても流木は 優秀な薪材 です。

 

なにより、薪代を大きく節約できる点 は嬉しいポイント。
自然の中にあるものを使って焚火を行うという点も、より深いキャンプ感を演出してくれます。

 

 

次は、より流木を 効率的に利用 するためのポイントを紹介します。

 

 

余分な流木はストックしよう

 

 

流木は、再度海が荒れたり、清掃が入ってしまうと 無くなってしまう可能性があります。
流木は焚火をするキャンパーからするとまさに宝の山。
大量の流木が見つかった場合は、次回の焚火に備えて ストック しておきましょう。

 

小分けにサイズを揃えて収納ボックス等に入れて持ち帰っておけば、次回のキャンプ時に利用することが出来ます。

 

ここで注意したいポイントは、車や家の中にそのまま放置しないこと です。
流木には 虫や微生物が住み着いている ことが多く、それらが 拡散 してしまう可能性があります。

保存する場合は、しっかりと蓋をするなどして密封させる か、外で保管する ことがおすすめです。

 

余分な流木は 収納ボックス等に入れてストック しておくことで次回も利用可能。
虫や微生物 がいることが多いため、しっかりと 密封 するか、外で保管する ことが重要。

 

 

外で乾燥させることでより機能的な薪材に

 

 

ストックした立木は、スペースがあれば外で保管する方法がおすすめです。
こうすることで、しっかりと流木が 乾燥 し、流木焚火のデメリットである水蒸気の発生を抑制することが出来ます。

 

より 機能的な薪材 として、ストレスのない焚火を行うことが可能となります。

 

ストックした流木は、屋外で乾燥させる ことで 水蒸気の発生しない より機能的な薪材 となる。

 

 

 

 

今日は流木を使った焚火を行う際の注意点について紹介しました。
流木焚火は海辺でのキャンプで一度やってみたいと思っている方も多いでしょう!
扱い辛さもありますが、流木はしっかりと工夫すれば非常に優秀な薪材となります。
なにより薪代が節約できることは嬉しいですよね!
たくさんの流木が見つかった際には、ストックしてどんどん薪代を節約していくことをおすすめします!
より深いキャンプ感を味わうためにも、是非流木焚火を試してみてはいかがでしょう!

 



ヤマゴリ