ヤマゴリです!
最近運動の後にサウナに入るのですが、僕は入っても10分が限界です。
なんかもう辛くなってきて、最後は時計の針をずっと見ている状況です。
気になるのが、自分が入る前から出るまでずーっと入っている人です。
大丈夫なんですかね・・・
20分は入っていると思います。
5分~10分程が適正と紹介しているサイトがほとんどなので、長時間入っている人たちが心配になったりします。
無理はしないで欲しいですね、でもその我慢強さ・・・尊敬します!
今日はこれからの季節、キャンプで欠かすことのできない焚火の楽しみ方の提案です!
みなさん焚火をする時には何を使って火を起こしますか?
通常はマッチやライターを使って着火することが多いと思います。
ライターがあれば小さな枝くらいには着火が可能で、そこから簡単に大きな炎へ育てることができます。
着火剤なども簡単に手に入るので、火おこしはどんどん素早く、簡単にできるようになりました。
今回紹介するのはそんな便利さとは逆行した楽しみ方。
不便さを楽しむ火おこしの提案『メタルマッチ』を使った着火方法です。
メタルマッチ は ファイアースターター とも呼ばれる火おこしの道具です。
可燃性の高いマグネシウムなどの金属棒を勢いよく削ることで生まれる火花を利用して火おこしを行うシステムです。
小型なので持ち運びに便利で、通常のアウトドアだけではなく災害時にも活躍するアイテムです。
マッチやライターに比べ、着火までに手間と時間が掛かるうえ、慣れないうちはなかなか上手く火が起きないため不便ですが、自分の力で火を起こしたという 満足感 を得られます。
まさに一歩踏み込んだ ロマン溢れる火おこしの方法 ですね!
それでは具体的に火を起こすまでの手順を見ていきましょう。
まず最初に、飛散した火花から着火させる 火口 を選びます。
事前に準備していく場合には ティッシュペーパー や 綿布 などが便利です。
麻紐をほぐしたもの も定番の火口です。
その場で調達したい場合は、自然界の中で同様のものを探す必要があります。
細かく削った木材 や、枯れた綿状の植物 などが該当します。
火口は長く燃え続ける物より、一瞬でも炎が上がりやすいもの を選ぶことが重要です。
メタルマッチを削って起こした 火花 を浴びせ着火します。
火口を敷き、しっかりとマグネシウム棒を近づけて削ります。
通常、ストライカー と呼ばれる削るための金属がついていますが、エッジのついた ナイフの背の部分 を使っても火花を起こすことができます。
この時、風の影響を受けない為にしっかりを囲みを作ります。
なかなか着火しない場合は、事前に少量のマグネシウムを優しく削り、粉にして火口付近にまとめておく と火が付きやすいです。
火口に着火することができたら、あとは 炎を徐々に大きく していきます。
燃えやすい小さな枝 や、良く乾燥した枯葉 などに火を移し、少しずつ大きなものへ着火 していきます。
初めて火口に起きた火はとても消えやすいので、素早く火を移します。
そのためにも、火を移す燃焼物を事前に身の周りに 準備 しておきましょう。
秋~冬の季節には、地面に敷くように枯れている 藁状の植物 が準備しやすく、一気に炎を大きくするために便利です。
ここまでできれば通常の焚火と変わりません。
大きな薪に火を移し、消えないように面倒をみていきます。
ちなみに、メタルマッチには マグネシウムタイプの物 と フェロセリウムタイプの物 があります。
こちらの記事で詳しく紹介しているので良ければ確認してみて下さい。
メタルマッチは大きなものなら1本で一生分の火おこしを可能にするほど火花を散らすことができます。
いかなる状況でも燃料の残量を気にすることなく火を起こすことができます。
そして何より、メタルマッチから起きた炎には自分が最初から育てたという愛着が沸きます。
不便ではあるのですが、一つのスキルとして火おこしをより奥深いものへと変えてくれます。
ロマン溢れるメタルマッチを使った火おこし。
みなさん是非挑戦してみてください!