Categories: スノーボード

グラトリやるなら軽い板がいいの? 板の重量とトリックの関係!



 

ヤマゴリです!

皆さんスノーボードライフはエンジョイしてますかー?
いやー、楽しいシーズンもついに1月が終わろうとしています・・・
本当に楽しい時間というものは早く過ぎていくものです。
待ちに待ったこのシーズン!
毎年思うのですが、悔いのないように楽しみ切りましょう!

今日はグラトリと板の重量について考えます。

 

 

グラトリをやるなら軽い板が良いの?
これは誰もが考えることでしょう。
やはり軽いほうが板が扱いやすく、様々なトリックにおいて有利な気がします。
しかし、本当にそれだけでしょうか?
今日は板の重量とグラトリの関係性について迫っていきたいと思います。

 



 

【軽い板のメリット】

 

 

言うまでもありませんが軽い板を扱うことには多くのメリットがあります。

 

空中で板が取り回しやすい

板が軽いことで板を操作するために必要なエネルギーが少なくて済みます。
高回転トリックでは空中で板を操作する必要がありますので、操作に必要なエネルギーが軽減されることで素早く板を回しこむことが可能です。

 

切り返しの動きがしやすい

ノーズ・テールのシャッフルやプレスからの切り返しなど、グラトリでは様々なシーンで素早く板を動かす必要があります。
軽い板ではこの動きが非常に容易であり、特にモーションが小さな状態からの切り返しにおいては軽い板でなければ難しい場合も多いです。

 

コンボに繋げやすい

連続してグラトリを行う場合、様々な動きに複合的に対応する必要があります。
ある程度グラトリをやっていれば分かりますが、コンボにつなげる場合 覚えた動きを瞬時に体が判断し半自動的に次の動きを決めることがあります。
そんな時、重い板では不可能なタイミングで次のトリックへ繋げることができる点も軽い板のメリットです。

 

長時間のトリックにも対応できる

軽い板を扱っていると長時間のグラトリにも対応することができます。
グラトリは非常にタフです。
重い板だと非常に体力を使いますので長時間の継続は難しくなります。

 

書き出すときりがありませんが、軽い板を使うメリットは非常にたくさんあります。
何より板を取りまわすことで表現するグラトリというジャンルにおいて、軽く取り回しがきく板を使うことは 最も効率的なアプローチ と言えるでしょう!

 

では、重い板ではグラトリはやりにくいのでしょうか・・・?

 

【重い板にもメリットはある!】

 

ここまで読むと軽い板こそ正義! 重い板でグラトリなんてありえない!
そう思えるかもしれません。

しかし、重い板にもメリットは存在するのです!

 

 

遠心力を生かした高回転

軽い板に比べて重い板を使った場合、トリックに遠心力を生かすことができます。
しっかりと雪面を捉えて遠心力を持たせた板であれば重い板の方が回転力を生み出します。
確かに空中操作においては軽い板に軍配が上がりますが、あらかじめ回転力を持たせた板に乗る形であれば重い板の方が高回転に向いていると言えるでしょう。

 

アプローチでの安定感が向上

軽い板のデメリットの一つに滑走時のバタつきがあります。
グラトリではある程度の高回転や滑走状態でのトリックにおいてはアプローチの際のスピードが必要となります。
軽すぎる板の場合ここでバランスを崩してしまい、肝心のトリックに繋がらないというデメリットがあります。
その点しっかりと雪面を捉える重い板であればアプローチでバランスを崩す心配がありませんので、毎回安定したアプローチが可能です。

 

操作している感覚が分かりやすい

重い板を扱う場合、操作するために必要なエネルギーが多い分、自身のイメージしている動きに対しての感覚がしっかりと伝わってきます。
これはグラトリの上達において非常に大切なことです。
軽い板で何となくできてしまうトリックよりも、重い板でじっくりと身に付けたトリックの方が技の定着度は高いといえます。

 

このように、重い板にもグラトリにおけるメリットは存在するのです。

 

しかし、これは自身に扱うことのできる許容範囲での話です。
体重の軽い人や脚力がない人に極端に重い板を扱えと言っても無理な話です。
あくまでも 取り扱える範囲の中での軽い・重いの感覚 で考える必要があります。

 

【結局はバランスが大切】

 

 

スノーボーダーはそれぞれが皆別々の人間です。

身長が高い・低い
体重が軽い・重い
脚力が強い・弱い
足が長い・短い
体が硬い・柔い

これらの組み合わせの中で構成されているので、万人に合った板などは存在しません。
それぞれの体と目的に合った板が存在するのです。

 

重さにおいても同じです。
軽い板・重い板のメリット・デメリットはありますが、結局は実際に扱う人間にとって使いやすい重さの板が最良の板と言えます。

 

更には、極端に軽い板には反発や粘りがなく柔らかすぎることが多いように思います。
逆に、重い板は厚みがありしならせるのに大きな力が必要であったりすることが多いように思います。

 

重すぎるライダーに軽すぎる板を合わせると・・・

板がすぐにすっぽ抜ける。
反発を生かせず高く跳び上がれない。
最終的には板が折れてしまう。

 

逆に軽すぎるライダーに重すぎる板を合わせると・・・

板の操作でいっぱいいっぱい(グラトリどころじゃない)
反発をもらうまでしならせることができない。
全ての動きが単発になる。

 

などのデメリットが発生する可能性が高いです。

もちろん重量以外の要素も考える必要はありますが、グラトリを行う上での板の重さにおいては、それぞれの体に合った重さの板を目的に応じて使用すること が最大のポイントとなります。

 

【結論】

 

グラトリにおいては、やはり多くのメリットを持つ 軽い板を使うことが総合的に見て最大のパフォーマンスを発揮する と言えるでしょう。

単純に、グラトリするなら軽い板? 重い板? と聞かれれば、軽い板! と答えます!
やはり軽い板はその扱いやすさからグラトリに向いています。

 

しかし、重い板にもそれを生かしたメリットがあることを知ってください。
重い板の特徴を生かした使い方をマスターできれば、それは グラトリにおいて大きなスキルアップ と言えます。

重い板で練習を行い軽い板に乗り換えた際に感じるものは、軽い板のみでトリックをしている人には絶対に感じることのできない感覚です。

 

 

それぞれの特徴を生かして目的に応じた重さの板を使い、最高のパフォーマンスを追求してください!

 



ヤマゴリ